このGW中は、これまで現地視察に行けなかった方々がドッと押寄せ、ただでさえ復旧し切れていない交通網が麻痺し、現地で日々復旧に当たっている自衛隊やボランティアの方々、ひいては住民の方々に多大な迷惑がかかっている、と聞く。
学生だからこその、GW前のギリギリのタイミングだったように思う。
自分達のとった行動も棚に上げて話す事はできないが、現地の方々の生活や復旧の活動に支障が出ぬように、これから視察に行かれる方々にはして頂きたい。
まず、大まかな視察行程をまとめる。三日間という限られた時間であった事もあり、次の様な行程をとった。
行程図(Google mapより作成)
今回の被災地の分類として、日建設計のブレーンストーミングで提示された大まかな分類を参考にし、『リアス式北部型』『リアス式南部型』『平野部内陸型』『平野部海岸型』『平野部港湾型』と大まかに分類し、これらの地域を一通り視察できるように設定して視察を行ってきた。
もちろん、時間の制約もあり全ての被災地の状況を把握できたわけでもないが一通り被災地の状況を確認してくることができたのではないかと思う。
0423
『平野部海岸型 仙台平野 名取川周辺地域』
『平野部港湾型 仙台塩釜港周辺地域』
0424
『リアス式南部 大船渡』
『リアス式南部 陸前高田』
『リアス式南部 気仙沼』
0425
『リアス式南部 石巻、松島』
資料としては、
地形コンターと浸水領域が示されている1/25000の地図
土地利用図
復興関係の資料・論文、その他関連資料
などを持参した。
ここからは視察した順に、『見て』『感じ』『考えた』事をなるべくそのまま、記憶が新しいうちに記録しておきたいと思う。
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